昨日終了した第37回東京国際映画祭【ガラ・セレクション】部門に正式招待された本作より、綾瀬はるか、大沢一菜、森井監督が同映画祭初日10月28日(月)に行われたレッドカーペットイベントに登場&11月1日(金)の上映前に舞台挨拶を行いました!綾瀬含めて3人とも初めての同映画祭参加となります。
レッドカーペット前のステージに登場した登壇者。綾瀬が「第37回東京国際映画祭、開催おめでとうございます。『ルート29』がこうして参加できること、とても嬉しく思います。今回は、物語で一緒に旅した(大沢)一菜ちゃんと(森井)監督と歩けること、お祭り気分で楽しんで歩きたいと思います。」と、観客に挨拶をし、レッドカーペットを歩き始めた3人。
黒のロングドレスに包まれた綾瀬には観客から多くの声があがり、その声に応えつつ、レッドカーペットを楽しんだ。タキシード姿の大沢は森井監督とともに、映画オリジナルステッカーを観客に配りながら歩き、緊張を見せながらも、観客との交流を楽しんだ。
レッドカーペットを歩いてみて、映画祭の雰囲気はどうか尋ねられると、綾瀬が「たくさんの方がいらっしゃって楽しいです!」と、大沢が「初めての経験だから楽しもうと思っていました!」と、森井監督が「こんな大騒ぎになっているとは思わず、すごいですね。」と、綾瀬の言葉通り“お祭り”気分を3人で楽しんでいる様子。
綾瀬は黒のロングドレス、そして大沢がビシッと決めたタキシードという、映画の雰囲気とはまた少し異なった今日の衣装のポイントについて聞かれると、「一菜ちゃんがタキシードだと聞いたので、可愛らしいドレスを選びました。」と答える綾瀬。映画の中での“バディ”関係さながらのペアコーデとなった。
続いて11月1日(金)の舞台挨拶は満員御礼。意外にも東京国際映画祭初参加という綾瀬は、先日のレッドカーペットを振り返り「緊張しました。お客さんやマスコミの方々の距離が近かったので」と照れつつ「活気も凄くて、これは本当に映画のお祭りだと感じました」と大感激。そして大沢も「初めてなので緊張しましたが楽しかったです」と目をキラキラさせていた。
一方、森井監督は本作製作の経緯に触れて「『こちらあみ子』の次の企画を考えている時にプロデューサーから渡されたのが中尾太一さんの『ルート29、解放』だった。読んでみて直感的に、これは映画に出来ると思った」と回想。構成については「のり子とハル二人の旅なので、二人を均等に描くバランスに気を配った」などと述べた。
綾瀬は演じたのり子について「他人と積極的にコミュニケーションを取らず、どこにも属さず、自分の中に宇宙を持っている女性。それはマイペースとも言えるかもしれないけれど、自分というものがある人だとも思った」と分析。撮影の思い出を聞かれると「森が多くて道にカエルがいたりして…。色々な昆虫も沢山いて、それを一菜ちゃんと一緒に採ったりしながら。そこから一菜ちゃんと仲良くなった」と大沢との絆に目を細めていた。